大学に行く理由って何なのか、行く意味はあるのかなどについて、独断と偏見でまとめます。
大学に行くかどうか迷ってる高校生や、高校生のお子さんを持つ方、大学って何の意味があるのだろうと考えちゃうタイプの方(笑)、参考になるかは分かりませんが、この記事を一読いただけると嬉しいです。
私は、現在大学生ですが、高校時代は大学って何する場所なのかいまいち分かっていませんでした。大学って自由そうでいいよなーみたいな感じでした。
そして、自分のやりたいことが漠然とありましたが、それを大学で実現できるのか疑問を感じたりしており、「大学って行く必要あるのかな?」とも思っていました。
しかし、進学校に通っていたこともあり、周りは受験モードです。そもそも受験するのが当たり前の世界でした。おそろし~。
周りに流されていると、大学受験するのがさも当然のような世界に引きずり込まれます。これは、危険です。
大学に行くも行かないも、最後は自分の意思で決める必要があります。この記事を読んで、自分の大学に対する考え方を整理しましょう。
それでは、大学に行く理由は何なのかについてまとめていきます。
将来やりたいことはあるか?
将来やりたいことや成し遂げたいことはありますか?
言い換えれば、夢や目標、野望はありますか?
大学は、それを達成する上で通過する通過点でしかありません。
そして、その目的地がどこなのかによって、大学に行かなければならないのか、それとも行かなくても辿り着ける道なのかが変わってきます。
例えば、「医者になって医療に貢献する」ことが目的地であれば、医学部や医科大学に行って6年学び、国家試験に合格することなどがマストになります。
一方で、ITエンジニアになる、といった場合は、工学部や情報学部を出ても良いですし、プログラミングの専門学校に通っても良いですし、独学でやっても良いわけです。
ですので、まずは、自分が進みたい道を決める必要があります。
難しく考えがちですが、自分の興味のあることや得意なこと、好きなことに注目すれば簡単に見つけることができます。
そして、あとからいくらでも修正できます。
無理とか思ってはいけません。できるかどうかではなく、やりたいかどうかです。
思い込みを外せば、必ず見つかります。
紙に書きだそう
オススメは、紙に書き出すことです。紙に書きだすことで、ごちゃごちゃした頭の中からアウトプットでき、自分の興味や、本当にやりたいことが浮き彫りになってきます。
焦る必要は全くないです。
僕は、大学1年生の頃から、百均で買った文庫サイズの白紙ノートに、自分が良いと思ったことや、思い付いたこと、アイデアなどを書いていました。
最近は、ノートだとすぐに書き潰してしまうので、アイデアを思いついたらすぐに記録できるように常にペンを持ち歩いて、家中にメモ用紙を置く方法に変えました。
で、あとで見返してもなお良いアイデアであれば、A4のノートにさらに掘り下げて記録したり、Evernoteに記録しておくようにしてます。
あとは、思いついたアイデアなどをメモ代わりで、LINEで自分自身に送るのも良いかもしれません。
とにかく、自分なりにこういったことを続けていると、自分の中身がゆっくりと整理されていきます。
地道に、自己分析を続けましょう。 答えはいつも自分の中です。
まだ、やりたいことが見つかっていない人は、そこからすべてが始まります。
大学で何ができる?
やりたいことがある、見つかったという方は、それを達成するために大学に行く必要があるかどうか考えましょう。見つからない人も全く問題ないので、考えましょう。
そこで、大学に行く必要があるかどうかを考える上で、当然大学で何ができるのか知っておく必要がありますよね?
しかし、周りを見ていると、大学で何をしたいのか、何ができるのか分からないまま大学に来ている人が、本当に多い気がします。
でも、それは仕方ないかもしれません。だって、誰も教えてくれないから(笑)
親が行けって言ったから?周りの友達がみんな行くから?それも1つの理由かもしれません。それで納得してしまえば、それまででしょう。
でも、この記事は、周りに流されて大学に行くのに疑問を感じている、または納得できない方のための記事です。
ここでは、現役大学生としての個人的意見から、大学では何ができるのか、大学の目的とは何なのかについてまとめていきます。
大学は、あくまで研究機関
大学に行かなければならない理由があるとしたら、「研究したいから」の一つだけだと思っています。
大学は、研究機関です。もちろん、教育機関でもありますが、研究なくして大学は存在しません。
大学は、勉強する所じゃないの?と思った方、もう一度「勉強する」ということについて考えて下さい。
勉強は大学でないとできませんか?
そんなことはありません。学びたいという意思さえあれば、自分で書籍を読み漁ったり、googleで情報収集したり、スクールに通ったりなど、どこでも、何歳でもできるはずです。
そして大学は、研究者を育てるための教育は行いますが、それ以外のことは自分でやりたければやってくれというスタンスです。
つまり、大学は、あなたのやりたいことのために学びの場を提供してくれるとは限りません。
ただ、図書館が充実していたり、サークル等含め目的を持った団体や学生が集まっていることから、自分のやりたいことに打ち込みやすい環境が整っているとは言えます。
まとめると、以下のようになります。
- 大学は研究機関。研究できる場は提供されるが、それ以外を大学に求めてはいけない。
- 自らが行動すれば、やりたいことを実現しやすい環境は整っている。
ですので、あなたの今後のキャリアを考えて、研究したい、研究者になりたいと思うのであれば大学に行く必要はありますが、研究したくなければ、大学に行く必要は全くないです。
大学は人脈作りの場というけど…
大学には全国から、様々な人が集まります。
そして、高校までとの最大の違いですが、毎日決まった教室で授業を受けるといったことが無くなるので、必然的にいろんな環境に属することになり、普段付き合う人の人数が一気に増えます。
そのために、大学に行くのは、人脈をつくるのが目的だと言っている人もいます。
しかし、人脈を増やすことは大学でしかできないのでしょうか。
そんなことはありません。
というか、むしろ大学にいても、行動しないと、いつものメンバーで固まってしまい(それが全て悪いとは思いませんが)、人脈は広がりません。
一方で、行動している人は、大学内の人脈もそうですが、むしろ外に出て、他大学の人や、社会人の人とのつながりを作っています。
ですので、結局は、行動しなければ貴重な経験や、人とのつながりは築けません。
つまり、大学に行かなくても行動できればすべて解決しますし、大学にいても行動しなければ何も起きません。
まあ、大学にいることで、「大学生」というステータスが利用できたり(学割とか)、大学トークができるので大学生同士だと話が合ったり、将来同じ大学を卒業した人とかと知り合った時に、距離を縮めるネタにはなると思いますが(笑)
大学生は暇なの?
大学生は、自由で暇なイメージが強いですよね。
それは社会人に忙しいイメージがあるからだと思います。
確かに、大学生は就職した人よりは、間違いなく自由です。自由に使える時間は、圧倒的に多いでしょう。
だからこそ、忙しい大学生はめちゃめちゃ忙しいです(笑) 際限なく忙しくできますから。
授業の忙しさは、大学や学部の違いでまちまちです。毎週のように課題やテストがある人もいれば、期末テストすらほとんどなく、ほぼ勉強しない人もいます。
このように、大学生活は人によって全然違います。
ですので、自分が送りたいキャンパスライフを満喫しましょう。
時間は作りやすい環境にあるので、やろうと思えば何でもできます。
まとめ
大学に行く意味は、もちろん人によって違います。というか、別に意味なんか考えなくても全く問題ありません。
ただ、やりたいことがあって、それが大学に行くことによって実現しやすくなるなら、またチャレンジしやすくなるなら、行くべきでしょう。
周りに流されて大学に行くことは、結局「周りに流されること」を選択していることになります。それでいい人は全く問題ないです。
ただ、目的をもって大学に行きたいと思っている人は、興味のある大学や学部で何ができるのかを調べ、何がしたいのかをイメージして、進路を自分自身で決めてください。それが一番大切なことだと思います。
以上、大学って本当に行く必要あるの?受験する前に一度考えてみよう、でした。
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