富士登山 各ルート紹介&体験談

この記事は約5分で読めます。


今回は、富士登山の各コースの特徴についてまとめていきます。


登る時期、経験値、体力、登山の目的等で選ぶべきコースが全然違ってきますので、この記事で自分に合ったコースを選んでいきましょう!


なお、登山初心者の方はこちらのページを参照してください。


初心者のための富士登山 まとめ&体験談

初登山で富士山を登頂する方法 まとめ&体験談
人生で一度は富士山に登ってみたいと思っている方必見!初心者のために、富士登山に必要な道具、各ルートの特徴などをまとめました。また、富士登山は体力的に...と思っている方、時間帯、簡単なルート等を選べばかなり負担を減らせます!ご確認ください!


スポンサーリンク

富士登山の四つのルート


富士山の登山ルートは主に下の四つで、普通の登山者はこのルートのどれかから登ります。

  1. 富士宮ルート
  2. 御殿場ルート
  3. 須走ルート
  4. 吉田ルート


各ルートの全体地図を配布しているサイトがあったので、転載させていただきます。ご覧ください。

富士登山ルート全体地図http://fujisan.rash.jp/pdf/Fuji_Climbing_Map.pdf


私は、初富士登山が御殿場ルートで、次が富士宮ルートでした。ですので、吉田、須走ルートは経験してないのですが、御殿場、富士宮を考えている方は実体験も交えた情報が書いてあるので参考になると思います。


地図などを含め、詳しい情報は他サイトと並行しながら見て下さい。プロの登山家のアドバイスの方がためになるのは間違いないです(笑)


ただ、「初心者」としての富士登山の感想は、富士山に初めて登る方は、見て置いて損はないと思います。いろいろ失敗もありましたので(笑)


それでは、各コースの特徴について見ていきましょう。

富士宮ルート


富士宮焼きそばの、静岡県富士宮市から登るルートですね。ふじのみやと読みます。


富士宮ルートは、人気のルートなのですが、上りと下りのルートが同じなので、かなり混み合います。


僕自身、富士宮ルートはご来光目的の登山で利用したので、深夜0時くらいに五合目を出発しましたが、それでも人はそこそこいました。


4時間ちょいで九合五勺(最後の小屋)に到着したのですが、そこから頂上までびっしり人の列ができていました(笑) あれは萎えましたね。


結局、ほとんど立ち往生の状態で、数百メートル登るのに一時間以上かかり、頂上にたどり着く前にご来光を迎えました。おまけに一緒に行った友達が全然防寒対策してなくて、上着とか貸してたのでめちゃ寒かったし(笑)。


富士宮ルートは短くて良いですが、混み合うことは覚悟しましょう。

御殿場ルート


御殿場アウトレットのある、静岡県御殿場市側から登るルートです。ごてんばと読みます。

結論から言います、最もきつい地獄ルートです(笑)。


ちなみに、私の初の富士登山は、この御殿場ルートでした。なぜなら、マイカー規制中で、五合目まで車で行けるのが御殿場だけだったからです。(タクシー代を節約したかったのです。)


御殿場ルートは、他のルートの約二倍の長さで、途中の小屋も少ないです。水分をそんなに持っていかなかったので、六合目に到着して売店がないことが分かった時は絶望しました(笑)


売店、トイレは7合目までないので要注意です。


ですので、他のルートよりも当然登山時間は伸びます。体力次第なのですが、私の場合は、朝7:00頃から登り始めて、頂上についたのが13:00頃でした。(約6時間)


道の途中、草木はほぼ無く、まるで火星をひたすらに歩き続けているようでした(笑)


ただ、この御殿場を登り切れば、他のルートは余裕だと思うので自信がつきます。


余談ですが、登山の途中、自衛官達がトレーニングのために走って登山していました。かっこよかったですね。それも、登山客が少ない御殿場ルートだからできることです。


下りは大砂走りといって、ふかふかの砂の上を大股で走るように高速下山できます。登りの半分くらいの時間で下山できます。楽しいです。足がおかしくなりそうになりますが。

須走ルート


静岡県の須走という所から登るルートです。すばしりと読みます。


このコースは、樹林帯から始まるので、登山序盤は緑を楽しめます。いいなぁ。


登山を進めると当然森林限界に達するので、岩山の富士山も経験できます。


8合目で吉田ルートと合流します。吉田ルートは非常に人気のルートなため、混雑が予想されます。


帰りはふかふかの砂の上を砂走りで下山できるので、楽です。


次は、須走ルート登りたいなぁ(笑)

吉田ルート


一番人気の吉田ルートです。登山客の約60%が利用するのがこの吉田ルートです。


唯一、山梨県側から登るルートでもあります。


人気の理由は、山小屋の充実度が他のルートと全然違うことですね。御殿場ルートは山小屋5つに対して、吉田ルートは18です。安心ですね。


登山道と下山道が分かれているので混雑は少し緩和されますが、それでもやはり混雑します。


さらに、8合目で須走ルートと合流するため、それ以降はめちゃくちゃ混雑するそうです。


あと、下山する際は、8合目で分岐があるので、須走ルートを下りないように気を付けましょう。


気を付けることはいくつかのあるものの、初心者向けのルートと言えそうです。

スポンサーリンク

初心者向けのルートは?


以上、富士登山の4つのルートの特徴を説明してきました。自分に合った、登りたいと思ったルートはありましたか?

各ルートの難易度


体力に自信のある方はどのルートでも構わないと思いますが、それ以外の方のために各ルートを難易度順に並べたので参考にしてください。

難 <———————————————————–> 易

御殿場ルート >>>>>> 須走ルート > 富士宮ルート > 吉田ルート

御殿場ルートだけは、段違いに難易度が高いことは間違いないです(笑)。


あと、御殿場と須走は、砂走りがあるので、慣れるまでが大変かもしれないので難易度は上がると思います。慣れたら楽しいのですが。

富士宮ルートは、小学生も登っていましたし、距離的にもそこまで長くないのでオススメです。

吉田ルートは、なんせ登山客が多いので何かトラブルがあっても安心ですし、小屋も充実してるので一番初心者向けと言えます。

ですので、体力に自信のない方は、富士宮ルート吉田ルートをオススメします!

スポンサーリンク

まとめ


富士登山は、きちんと準備して、自分に合ったコースを選べば、安全に頂上まで辿り着くことができます。


情報収集をしっかりして、万全の状態で、日本一の富士山頂を目指しましょう!


登山の準備についてはこちらもご覧ください。

初登山で富士山を登頂する方法 まとめ&体験談
人生で一度は富士山に登ってみたいと思っている方必見!初心者のために、富士登山に必要な道具、各ルートの特徴などをまとめました。また、富士登山は体力的に...と思っている方、時間帯、簡単なルート等を選べばかなり負担を減らせます!ご確認ください!


以上、富士登山 各ルート紹介&体験談、でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました